忍者ブログ

サンドアーティストkisatoさんの個展に行ってきました

お久しぶりです。

Macデビューしてみたらあまりの作業のしやすさに感動しています。
・画面が大きい
・画面が美しい
・ハードのデザインも美しい

……というのは漫画を描く上でとても重要ですね。
金銭的に無茶しつつもMac買って本当によかったです。

8月30日のコミティア113に出す漫画、現在鋭意製作中です!
少しでも皆さんに楽しんでもらえるような作品になるよう、精一杯頑張ります。



……さて、2週間ほど前のことになりますが、
先月の27日にサンドアーティストのkisatoさんの個展に行ってきました!!
サンドアート(砂絵)、テレビなどで見たことはありましたが
生で見るのは初めてでした。

個展会場は自由が丘駅から少しばかり歩いたところでした。
駅前からしてかなりオシャレな雰囲気を漂わせていましたが
個展会場方面の住宅街はいかにもな高級住宅街といったかんじでして、

・洋風で立派な造りの邸宅
・黒光りする高級外車
(カローラや軽なんて車は一台も見かけなかったです)

……とまあ一般庶民である私としましては肩身が狭かったです(笑)

セレブの皆さま方のご邸宅を「ひゃー」と眺めながら歩くことだいたい7分。
個展会場に到着です。



建物内は物静かで、隠れ家的な雰囲気でした。
一階にて放映されていたサンドアートのアニメ(鳥が主人公のもの)がとても気に入りました。
あの暖かさはデジタルだと出すのがとんでもなく難しいだろうな……。

二階に上がり、kisatoさんがいる部屋につきました。
私が会場入りした12時は、ちょうど今から新しい作品を描く
……というタイミングでした。



おととい描いたという猫のサンドアートです。

ちなみにkisatoさんも動物を描くのがお好きなようで。
いいですよね動物絵。テンション上がります。

こちらの猫が一瞬にして儚く消され……


真っ白な状態となったキャンバス(でいいのでしょうか;
ここに新たなサンドアートの世界が出来上がっていきます。



道具を一切使わず、指と爪だけで丁寧に描いていきます。
この「道具を使わない」というのはkisatoさんのポリシーでもあるそうです。

サンドアートは紙やデジタルで描く漫画やイラストとは違いアタリを取らないので
その時点でかなり大変なはずですが、
人の顔……いや動物や鳥の顔でもそうですが、「顔」というのは絵の中でもかなり難しいパーツです。
ほんの数ミリのズレが激しいコレジャナイ感を生み出します。

そんな繊細で激ムズな顔も絵筆よりもコントロールが難しい己の指・爪のみで描いてゆくkisato氏。
すごいです。かなりすごいです。
このすごさは実際にリアルで見てみないと分からないですよ……!



髪の毛は主に爪を使って描かれていました。
植毛(!?)のコツとしては
「髪の毛の流れを意識すること」
だそうです。



……どこかで見かけたことがあるような厳つい顔ですね。



今回の作品は楽聖・ベートーベンです。
(正確に言うと「ベートーベンのバイオリン・ソナタ」です)

全くもって関係ないですが、実は私ひわたりみつるとベートーベンは
誕生日が同じ(12月5日)だったりします。



楽譜(カッコ良く言うとスコア)を持った手が追加。



服の濃淡を追加。

私がいた3時間の間でここまで完成です。
雑談しながらの進行とはいえ、かなり早いペースだと思います。
さすがプロ……。

前述しましたが、サンドアート(LIVE)は周りの人との雑談をしながら和やかな雰囲気の中で行われました。

kisatoさんは非常に気さくな方で様々な人と楽しくお話してましたが、サンドアーティストとしての高いプロ意識と「サンドアートの素晴らしさを一人でもたくさんの方に伝えたい」という熱いパッション、

そして何よりも
「サンドアートが好き!!」
という思いが伝わってきました。



隣の部屋に展示されていたサンドアートです。
こちらは昨日(個展1日目)に描かれた作品だそうです。
見た瞬間、完成度に圧倒されました……。



購入したポストカード2点です。
ウサギの方にはなんと! 直筆サインを入れてもらっちゃいました!

ポストカードになってもサンドアートの暖かさは伝わってきますね。


ちなみにkisatoさんは9月にも横浜市でサンドアートのパフォーマンスを行う予定だそうです。
詳しくはこちら。

サンドアートの魅力はやはりリアルで見てみないと完全にはわからない、と実感しました。
横浜と首都圏にお住まいの方は足を運びやすいと思いますので、ぜひどうぞ〜

拍手[2回]

PR