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ミクロ運び屋ヘモグロビン【オリジナル漫画(8ページ)】

去年の11月に久々に描いたオリジナルストーリー漫画「ミクロ運び屋ヘモグロビン」です。
こちらのリンクからpdfファイルで閲覧できます。



















原案は高校漫研時代(当時16歳)に部誌に掲載した漫画です。
大まかな話の流れは同じですが、キャラデザや演出などはガラッと変えています。

原案ではキャラ全員が動物ではなく人間キャラだったんですが(いわゆる「擬人化もの」ですね)、リメイクする際に「人間キャラでこの内容だとどうにもエグくなりすぎるな……」との考えで思い切って動物キャラに変更しました。

キャラがかわいい系になったので、コンセプトを
 「一見小学生向けのかわいらしい学習漫画に見えるが、実は大人向けのブラックな漫画」
……にしました。

ビッチうんぬんのセリフはコンセプトが決まってまもなく降ってきましたね。
かわいいキャラにえげつないセリフを言わせてみたいな、という(?)


この漫画について様々な、そして沢山の方からアドバイスを頂けたんですが、

 ・大人向けのシュールブラックを狙ったのは分かるが子供向けの域から脱しきれていない
 ・絵柄といい展開といい、大人が読むような話ではないかも

などなど「大人向け」狙いは外してしまった感が……(^_^;)
中には「学習漫画として小学生に読ませたい」なんてご意見も……え、ビッチとか言ってしまってるんですが;;


皆様の貴重なアドバイスを受けて、この漫画に関しては下手に大人向けを狙うよりも
 
 「子供向けに分かりやすく、一酸化炭素中毒の恐ろしさを伝える」

……という路線の方が良かったなあ、と思うのでした。


色々反省点はありますが(そういやこの漫画には起承転結の「転」がないな! とか……)、
この漫画を描き上げたことで見えてきたものも沢山あるので、ぜひ次につなげていきたいと思っています。


《追記》
主人公のヘモグロビンは柴犬ではなくシベリアン・ハスキーだったりします(^_^;)
なぜハスキー犬にしたのかというと、キャラデザに迷った時に気分転換として動物のお医者さんを読んで「ピコーン!」と電球が光りました(笑)

ハスキー犬の有名なエピソードで「アラスカでジフテリアが大流行した時に、犬ぞりで血清を運んで多くの人命を救った」というのがあります。

これにちなんで人間の生存に不可欠な酸素を運ぶヘモグロビンを
「そりを使って大切なもの(=酸素)を運ぶ犬」というキャラにしました。

「運び屋」という言葉には麻薬や盗品など、危ないものを運ぶ人……という意味合いも強いですが、これもわざとでして、
「最終的には危険なもの(=一酸化炭素)を運んでしまい、破滅へと向かわせてしまう」

……なんて意味合いを含ませてたりします。
まあ、裏設定ですね……(

酸素ちゃんをウサギにしたのは「酸素は多くの元素と結合するから(ビッチ?)」です。
(この説明でピンと来ない方は「プレイボーイのマスコットがウサギな理由」を調べてみて下さい;)

彼女のバニーガール風のデザインは非常に好評でして、作者としてもとても嬉しいですし、今でもお気に入りです。

一酸化炭素をキツネにしたのはイソップ童話などで他人を騙すイメージが強いから、です。
酸素ちゃんがかわいい系の女の子なので対照的に妖艶なお姉さん風にしたかった……という理由もありますが。

オリジナル漫画はストーリーを考えるだけでなくキャラデザや世界観構築もやる必要がありますが、それもとても楽しいです。
(うまくまとまらない時は非常に悩みますが……産みの苦しみってやつですね)

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去年(2014年)の夏に描いたイラストです。
動物キャラ(ケモノキャラ)の中でもこういった子供向けの絵本や漫画・アニメに出てきそうなデフォルメ低頭身なデザインが本当に大好きなので描いててとても楽しかったです。

低頭身の動物キャラはとにかくかわいくてほのぼのしていて、子供の頃に誰もが夢見たであろう「動物と友達になれたらいいのになー」という願望を体現したような存在なのがいいですよね。

私の動物キャラ好きも幼稚園に入るはるか前からその手のキャラが登場する絵本やアニメを好んでいたことに由来するので、今でも動物キャラが活躍する話は童心に戻ってワクワクしながら見れます。

ちなみに、絵本etcの後はポケモンやデジモンにハマり、より本格的に動物キャラ・人外キャラ好きと化しました。
その影響か人間がいない動物だけの作品より、人間キャラと動物(人外)キャラが共存している作品の方が好みだったり……。

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